行動分析学はいつまでも新しい学問でいてほしいと願っておりますが、振り返るとすでに数多くの年輪が刻まれてきております。国内外の行動分析学の歴史に関する資料の保存と公開のために、本資料館は設立されました(2014年6月3日)。
国内外の行動分析学の歴史に関する資料の収集と保存のプロジェクト、第3弾です。
2013 年5 月25 日、米国ミネソタ州ミネアポリスにおいて行われた、第39 回国際行動分析学会年次総会期間中に、テキサス州立北テキサス大学指導教授のGlenn 博士にお時間を頂きインタビューをしました。
Glenn 博士 は、テキサス州立北テキサス大学に、世界で初めての「行動分析学部」を創設し、初代学部長となりました。また、1990 年代後半より遠隔地教育にも力を入れ、学生から専門家への数々のインターネットコースを創設されました。
国内外の行動分析学の歴史に関する資料の収集と保存のプロジェクト、第2弾の今回は、学会創立三十年記念事業実行委員会との共同企画として、わが国の応用行動分析学の草分けであり、本学会初代会長の山口薫先生にお話をうかがいました。
このインタビュー記事の一部は、日本行動分析学会ニューズレターJ-ABAニューズ2014年夏号(No.75)に掲載されました。紙幅の制約上、ニューズレターには掲載できなかった箇所も収録されています。
2013年5月25日、米国ミネソタ州ミネアポリスにおいて行われた、第39回国際行動分析学会年次総会期間中に、フロリダ大学名誉教授のPennypackser博士と北テキサス大学指導教授のGlenn博士にお時間を頂きインタビューをしました。
国内外の行動分析学の歴史に関する資料を収集・保存する事業の一つとして、海外の行動分析学者に、1)行動分析学を学んだ経緯、2)興味のある研究、3)日本の行動分析家へメッセージ、の3点を軸にして、ざっくばらんにお話ししていただきました。初回はPennypacker博士のインタビューを掲載いたします。
Pennypacker博士と言えば、Auburn大学のJohnston 博士と共著のStrategies and tactics of behavioral researchです。1980年の初版が出版され、最新版は2008年出版の第3版です。行動分析学を学ぶ学生への教科書と言える本です。博士の主な経歴は、簡略化したものを文末に掲載しました。また、紙面に掲載するにあたり、注釈をつけました。
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