ごあいさつ
2024年の第42回年次大会を駒澤大学駒沢キャンパスにて開催させていただくことになりました。駒澤大学での開催は1992年の第10回大会以来32年ぶりの開催となり、身の引き締まる思いで準備を進めております。会期は9月13日から15日の3日間で、大会プログラムとして一般発表、各種シンポジウム、特別講演を予定しております。
年次大会会場として使用する130周年記念棟は種月館という名称がついており、禅語の「耕雲種月(こううんしゅげつ)」がその名の由来となっています。この“耕雲”とは、雲の下で耕すこと、“種月”とは月の照らす中で植えることを指し、あわせて労苦をいとわず耕作して種をまく、つまり、修行に精進することを指します。まさに学問について議論、学術交流をするうえでふさわしい建物といえるでしょう。また、懇親会は近代数寄屋建築の創始者である吉田五十八氏の設計監修により建設された旧三越シルバーハウスの洋館にて行う予定です。この建物はドラマの撮影でもたびたび使用されており、その外観をご覧になった方もいらっしゃるのではないかと思います。ぜひ近代数寄屋建築の粋である会場での懇親会もご堪能いただければと思います。
現在、本学はキャンパス再開発工事の最中にあります。その工事期間の中での開催となるため、会期中にご不便、ご面倒をおかけすることが多々あるかと思います。そのような中での開催ではありますが、参加者のみなさまが活発な議論、交流を行うことができる快適な環境をできる限り準備させていただくつもりです。それではみなさまのご来場を心よりお待ちしております。
日本行動分析学会第42回年次大会準備委員会
委員長 久保 尚也
新着情報
- 2024年4月20日
- 第1号通信アップしました
- 2024年4月20日
- 第42回年次大会のホームページを公開しました。